
遅ればせながらPRIDE無差別級GPについて少し。
まずは結果的に名勝負になってしまった藤田和之選手の試合からですが、最後は劇的でしたね。
対戦相手がジェームス・トンプソン選手に決まった時点では、DSEが藤田選手のやりやすい相手を選んだなぁという印象でした。トンプソン選手の試合開始直後の突進を凌げれば、藤田選手がグランドで主導権を握り、KOまで至らなくても判定勝ちは固そうな気がしました。
ところが試合が始まると、ガードをしっかり固めたトンプソン選手が、藤田選手をロープに押し込み、小さいパンチと膝蹴りで確実にダメージを与えポイントを稼いでいきます。ルーロン・ガードナー選手が吉田秀彦選手に勝った試合を思い出しました。このままいけばDSEの思惑に反してトンプソン選手の勝利、というところで流れが変わります。
グランドでトンプソン選手が上になり、ガードポジションの藤田選手にパンチを振り下ろします。しかしダメージを与える事が出来ず、スタミナを消耗してしまいます。ここが勝負の別れ目になった気がします。
再びスタンドの展開になった時、スタミナの切れたトンプソン選手に藤田選手がパンチの連打で襲いかかります。逆転KO勝ち、劇的でした。
試合後に藤田選手の印象を聞かれたヒョードル選手のコメント「私と試合した時より藤田は弱くなった気がします」果たして藤田和之選手の2回戦の相手は誰になるのでしょうか? 私的にはシウバ選手との対戦が見たいです。体格で押して判定勝ちもあるかもしれません。